【生活に役立つ心理学用語】ランチョン・テクニック

 今回お伝えしたい心理学用語は『ランチョン・テクニック』です。

 皆さんは、

  • 交渉相手からなかなかYESを引き出す事ができない
  • 次の交渉は必ずものにした
  • 好きな異性と良い関係になりたい

 そういったことを考えた経験があると思います。

 そうした時に役に立つのが『ランチョン・テクニック』となります。

 早速、見ていきましょう!

ランチョン・テクニックとは?

 皆さんは美味しいものを食べると幸せな気持ちになったりしませんか?

 美味しい食事の場では、一緒にいた人や会話のイメージが良くなる傾向にあります。このように、何かの印象が、なんの関係もない物事に無意識のうちに結びつくことを連合の法則といいます。

 心理学者「ラズラン」は、美味しい食事をしながら交渉すると、この連合の法則が働き、取引に良い効果をもたらすとしています。

生活に生かそう!

 では、このランチョン・テクニックをどのように生活で生かしていけば良いのでしょうか?

 答えは簡単です。何か交渉したい案件があったときは、まずランチやディナーに誘ってみましょう。

 そして、食事をしている場で、堅苦しくなくて良いのです。それとなくお願いしてみましょう。そうすれば心理に『ランチョン・テクニック』が働き交渉がスムーズに進みやすくなるはずです。

 しかし、注意点もあります。なんでも『ランチョン・テクニック』を使えば上手くいくわけではありません。あくまで、軽いお願いに限ります。重要度の高い交渉には、前提としてお互いの信頼関係が必要となってきます。『ランチョン・テクニック』は信頼関係を結ぶ第一歩として活用していただくようお願い致します。

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